〈 livia's blog 〉

私、りゔぃあの世界観でつらつらと詩を書いております。人生での楽しいことも悲しいことも全部全部いつかの将来愛しい思い出になってくれたらと自分にしか作れないもの作っていきます。

# 011 願い空

 

 

 

 

       〈 願い空 〉

  

 

名前を知らないあの人を 好きになってた

あなたに会えるこの日を 好きになってく

嫌われがちなこの日に 眩しい光が差す

 

名前すら知らないのに

わたしの瞳は追いかけてく

どこで降りるのかなとか

誰といるんだろうって なんでもいいから

あなたのことが知りたくて

 

まだ交わっていない気持ちも

いつかは、出会って恋をしてと

始まりもしない二人のメモリー

いろんな想いを巡らせて

会えない日でも

いつでも 心にあなたがいた

 

私を起こした日差しに ため息ついて

窓から見える景色に あなたを想う

明日は会えますように お天道様に祈る

 

雲一つない空なのに

わたしの心は曇っていく

明日も晴れるのかなとか

いつ雨降るんだろうって なんでもいいから

あなたと同じバスに乗りたくて

 

まだわかっていない天気予報

それでも、出会って恋に落ちて

まだ見えもしない二人のストーリーに

いろんな色を付け加えて

雨でもいいと

あなたに出会う瞬間を待ちわびた

 

いつかでいいから

私を起こした日差しに

ため息つかず

窓から見える景色を

あなたと眺めて

こんな日が続くようにと

君と手を繋いでいたい

 

 

いつかでいいからと空に願う